テレビのコマーシャルにもあるように初期虫歯は、再石灰化によって治ることが確認されています。「虫歯だから早く治さないと」という警告は、初期虫歯には当てはまらないのです。フッ素入りの歯磨き粉やフッ素入りの洗口剤を使って再石灰化療法を行いましょう。
江黒歯科クリニックでは、レーザーを用いた齲蝕(うしょく)診断器を使って、削るべき虫歯なのか、経過を見るべき虫歯なのかを判断しています。
歯科治療に使用する材料は日進月歩で進化しています。現在の材料ではかなりの部分まで保険治療内で白い詰め物ができるようになりました。もちろん限界がありますから、よく相談しましょう。
審美的にも優れている「保険でできる白い詰め物」
矢印の部分に小さな虫歯がありますが、この写真の例では、レーザーの照射による治療が可能です。
虫歯治療一つをとっても、様々な方法があるのをご存じですか? 何でもキーンという器械で治すわけではないのです。レーザーやエアアブレージョン、音波切削、その虫歯に併せた処置があります。
江黒歯科クリニックでは、エルビウムヤグレーザーを導入しています。レーザーにも種類があり、これは他のレーザーと違って歯を効率的に削れます。
キーンという音の代わりにポンポンという音がしますが、痛みは少ないと言われています。
ただ、金属を詰めなければならないような大きな虫歯には不向きです。定期検診をきちんと受診し、小さな虫歯のうちに治療するとレーザーの恩恵がうけられます。