
2004年7月21日~24日までの4日間、ブラジル・サンパウロにおいて行われた第9回国際レーザー歯学会(9th Congress of International Society for Lasers in Dentistry)に参加しました。ISLDは、2年毎に開催されるレーザー歯学の国際会議のような学会です。
ブラジルはその国民性からなのか大変おおらかで、演題のアクセプト状況やレジストレーションについての情報が錯綜しましたが無事に参加することができました。
本大会には30ヵ国から約800人の関係者の参加があり、会場は4日間にわたり賑わいをみせ、特別講演が27題、シンポジウムが5セッション・17題、口頭発表・95題とポスター・120題の発表がありました。これら250題以上すべてがレーザー関連ですから、レーザーに関わるものにとっては情報満載の学会でした。
私は、3日目午前のオーラルセッションにおいて、「Application of DIAGNOdent as a Guide for Removing Carious Dentin with Er:YAG Laser」と題した発表をしました。慣れない英語を用いた口頭発表でしたが、いくつかの質問を無事にこなすことができました。
その晩に行われたGalaディナーでは、ミニカーニバルというべきサンバショーが催され、参加者のほぼ全員が一つの和になって盛り上がり、深夜まで親睦を深めました。私たちは12時過ぎで失礼しましたが、翌朝、関係者に確認すると午前3時の時点で60人以上の方が踊っていたというから驚きです。海外の研究者に驚かされるのは、3時過ぎまで踊っても翌朝のセッションではマイクをにぎり熱心に質問していることです。切り替えが素晴らしいというか、体力があるというか、私も見習いたいものです。
ブラジルは豆料理が名物らしく、フェイジョアーダという料理は一度食べてみる価値がある(?)かもしれません。サンパウロではシェラスコ料理を食べました。こちらはおいしかったので写真を載せます(笑