インプラント治療の普及にともない、その適応症例が拡大されています。そのなかで、近年、ガイドサージェリーが発展してきました。江黒歯科クリニックでは、ストローマン・ガイドシステム "CoDiagnostix"をいち早く導入し、シンプルな症例ほど、ガイドサージェリーを活用するようにしています。院内に歯科用CT装置を設置していますので、このシステムが活用できます。術前に撮影したCTデータを基にコンピューター上にてシミレーションを行い、最終上部構造に対する埋入方向や埋入深度を設計します。
(ストローマン・ガイドシステムのメーカー説明ページ)
歯科用コーンビームCTは、これまでの医科用CTと比べて撮影に必要となるエックス線量が1/20~1/100程度まで減弱することができ、部分的な撮影から全顎的撮影まで切り替えることによって、さらに少なくすることが可能です。 デジタルであることから画像構築は医科用よりも美しく、今までアーティファクトによって見えなかった部分も鮮明に映し出されます。CTと聞くと放射線の被爆を心配される方もいらっしゃるでしょうが、日光浴を1日するのと同じくらい、あるいは飛行機でニューヨークを往復する間に浴びるエックス線よりも少ないというのが、この3DXの特徴です。2次元のレントゲン撮影では解明できなかった病態を把握できるので、歯科界を変える革命的機械といわれています。